ペンマークは、「チャットコミュニケーションとマルハラ」に関する調査結果を発表した。Z世代の大学生・社会人594人が回答している。
「マルハラ(マルハラスメント)」とは、メールやメッセージなどのコミュニケーションで句点「。」を使うこと。若い世代からは目上の人からのメッセージに含まれる句点に対して距離感や冷淡さを感じると指摘されるケースが発生している。
3分の1以上が『了解。』にネガティブな印象
「指導的な立場の人(例:先輩、社員、先生など)からチャットで『了解。』という返信が来た場合、どのように感じるか」を聞くと、「特に何も思わない・普通だと感じる」60.6%が多数だったが、「少し冷たい・事務的だと感じる」35.9%も3割以上存在。「ていねいで良いと感じる」は3.5%と極めて少数で、3人に1人以上はネガティブな印象を抱いていると言える。

この結果に対してペンマークは、「若年層は、句点を使わない短文でのテンポの良いやり取りに慣れている一方、上の世代はメール文化などの影響で句点を自然に使う傾向がある」と指摘。このすれ違いが「句点を含むメッセージに対して『冷たい』『怒っているのでは』といった感情を抱かせる一因」と考察している。
調査概要
- 【調査対象】同社の大学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用中の全国の学生および、過去にPenmarkを利用していた社会人
- 【調査方法】自社インターネット調査
- 【有効回答数】426人(総回答者数594人のうち『了解。』に対する感情への有効回答者)
ソーシャルもやってます!